「たけ」の落書きBLOG

投資、節約、ライフハック、筋トレ、モテ、ニート、社会弱者とかに興味があるのでそんなことをつらつら書く

中古パソコンを秋葉原で買ってみた感想~見た目や相場について~

SNSやサイトでは自分の求める情報がなかったのでここに経験を書き残しておく備忘録的記事ってことでよろしくです。

 

スペックの選び方とかそういうのは他のサイトで参考にしてほしい。

・実店舗で中古パソコンを買った経験

・外見とかのランク

・中古パソコンの選び方の自分なりの「コツ」

についてになりやす。

 

前提や重視した点

  • 仕事用や帰省、旅行のためにモバイル性やバッテリー消耗度を重視
  • COREi5、メモリ8GB、SSD258GBあたりのスペックを想定
  • この記事は2022年8月時点の個人の感想、できるだけ普遍的な内容にして今後のみんなの参考にしてもらいたいが価格などは当時のものとして考えてほしい。
  • 中古パソコンを買おうと思ったきっかけ→モバイルパソコンが動かなくなり早急に必要になったこと、新品パソコンを買うのは金銭的に負担感が強かったこと(昨今の経済情勢によりパソコンの価格も上がっている)

 

中古パソコン専門店の雰囲気

そもそも中古パソコンを買うのが初めてであり、実店舗且つ専門店で中古パソコンを買うというのがなかなか初心者にとってはハードルが高いと感じていた。

しかしそこらへんの大手家電量販の中古品やリサイクルショップは割高だったり専門でもないのでバッテリーの消耗度などの知識がいまいちなどの不安があったのもあって、勇気を振り絞って秋葉原で中古パソコンを買うことを決意したわけです。

 

正直、秋葉原でパソコンを買うとなるとめっちゃオタクな感じで専門知識が要求される店の雰囲気なのでは?

とか考えてしまって行く前から身構えていたわけですが、

実際のところは

店員さんは親切でいろいろ提案してくれたり探してくれたりもしてくれる感じの人が多かった印象が強いです。

いくつかお店をまわったんですが、どの店舗でも外国人から初心者ぽい親子やらあきらかにオタクではないなというようなお客さんはそこそこいて全然思ったよりもディープな雰囲気ではなかったです。

きっと秋葉原=オタクみたいな価値感をもっている自分は古い価値観というか偏見をもっていたんだなと思ったりしました。

 

とりあえずマジで普通のお店って感じでした。これ以上言いようがないです。首都圏で中古パソコン買いたい人は秋葉原みたいな電気街とかそういうとこで買ってみるのはありだと思いました。

 

 

ただお店によっては玄人好みの店舗もあるでしょうから、あくまで参考までに!

 

外見や状態ランクについて

ネット上で情報収集していて最も情報がなかったのがパソコンの「外見」などの「見た目の綺麗さ」についての情報でした。

実際に買った(もしくは売っている)パソコンの写真とか

並品とかCランクとかのランク付けが実際どの程度の綺麗なものなのか?

あたりの情報が公式ECサイト含めてほとんどまったくないです。

 

そういうこともあり今回、店舗行ってみたんですが、

結論から言うと

「60〜80㎝くらい離れて見るとぱっと見綺麗な感じで、30㎝くらい近づいてみると傷やら塗装剥げやらの使用感が目立つな~というようなパソコンが多かった」です。

 

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これが全体

 

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よく見ると塗装ハゲがチラホラ

 

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角もこういう風にハゲてる感じですね。

 

これを見て

「割と綺麗だなー」と思う人もいれば、

「けっこう汚くね?」まで幅広いと思います。

割と綺麗だなーとか感じる人は中古パソコンおすすめです!

 

ちな私の中でも普通にぱっと見は綺麗に見えるパソコンが多かったです。どこの店舗でもそうだったので多分これが中古パソコンの平均なのかなとか勝手に思っています。

それ以上にダメージのあるパソコンは「訳あり」記載があるとか価格が相場より低いとかなにかしか特徴があるので、中古を買いなれている人は、価格や記載情報から外見の綺麗さ含めある程度想像することができてるのでは?と思いました。

 

個人的には見た目については中古パソコン市場で相場並の価格である場合、そこまで汚いものはないと思います。ただこれは個人の価値観によるのでなんともいえないです。

よっぽど見た目にこだわる人は新品かあるいは中古でも美品とかAランクとかランク付けされているパソコンを購入するべきでしょう。

 

相場

今回最も大事だと思ったことがこれです。

相場をつかむことが最も中古パソコン選びでは重要だと思いました。選び方のコツだと思います。

 

内面のスペックやバッテリーの状態、OSがWindows10なのか11なのか見た目は綺麗なのか?とかもろもろはすべて価格に現れます。

 

要は状態が良ければよいほど、長く使えそうなものであればあるほど価格が高くなります(当たり前ですね笑)。しかしそもそも目の前の中古パソコンの価格が相場より高いのか低いか分からなければ、妥協点も探れないし、最終的には「新品買ったほうが安くね?」みたいな事態になる可能性も高いです。

 

今回の自分の例でいうと

パナソニックLets noteというモバイルパソコンを買いましたが、

これがだいたいどの中古パソコン店(EC含む)を見ても3万円台で販売されていることが多かったです(2022年8月の時点で)。

 

2万円~ 激安。訳ありかバッテリーがかなりへたってるとかなにかある。

3万円~ 相場並。これが一番多い価格帯。一般的な中古品のイメージ。

4万円~ 状態がいい中古品が多くなる。見た目が綺麗とか

6万円~ Windows11にアップデードが可能な商品が多くなる。

 

みたいな感じの商品が多かったです。

 

Windows11にアップデード可能になると一気に値段上がったなという感じでした。

そもそもWindows10が2025年でサポートが切れるみたいなので今回買ったパソコン含めそこそこの価格帯の商品はあと3年程度しかまともに使用できません。Windows11にアップデート可能になると3年以上使用することも可能になるため価格が上がるのでしょう。

 

こういう相場感があると値段にも納得できるのですが、相場がわからないと迷うと思います。

 

単純に2年くらいつなぎで使えればいいなら3万円台の価格のものを

そこそこ綺麗なものが欲しいなら記載や実際の商品を見て4万以上を買うのが失敗しにくい

個人的には6万円以上のアップデート可能なものを買うならもう少しだして新品買ったほうがよくね?

みたいな感じで相場をつかんで自分の納得できる価格帯とゆずれない部分を加味して購入するのがコツになると思いました。

 

今回の自分の場合でいうと外見はそこそこでOK,バッテリーは持ち運ぶので絶対にもってほしい、あとは軽さも大事というのがポイントでした。当初は2万円台で探していましたが、相場を加味し3万4000円の商品を購入となりました。

バッテリーを気にしなければ2万円台でもよかったかもしれないですが、バッテリーは重要で自分が納得するバッテリーの消耗度のものは3万円台からしかありませんでした。

 

こういうバッテリーとか消耗品部分は中古の場合直接みて調べないとわからないことが多いです。バッテリーレポートというものをみないとどれくらいバッテリーがへたっているのか分からず、ECサイトではそこらへんを記載してくれていないところが多いからです。

 

まあでもこんな感じで相場をつかんで商品選びをすれば実店舗でもECサイトでも失敗リスクが低下するんではないかと思います。これが今回自分が中古パソコンを買う上で得た最も大きな学びでした。

 

まとめ

実店舗で買うかECサイトで買うかはすごい難しいし、考えることも多かったので、資金に余裕があれば新品を買うのが無難だろうな~と思いました。

もし中古を買うなら相場をつかむのはマスト。そのうえでゆずれるところとゆずれないところを仕分けるのが重要だと思いました。

見た目は思ったより気にならないなと思ったのも重要な感想でしたね。

 

まとまりありませんが、これが私が初めて中古パソコンを買ってみた感想になります。誰かの役に立てれば幸いです。

 

河合優実の演技力の秘密 女子高生に殺されたいを見て

#女子高生に殺されたい

見てきた。

 

ごめん。正直映画としては普通に面白かったかなーていうざっくりした感想でめっちゃ人に勧めたい!

ってとこまではいってないんだ。

 

それよりも書き残したいのは

河合優実という俳優さんについて

 

この人、「サマーフィルムにのって」っていう映画を見た時からすげーなんか雰囲気あるなー印象に残るなーって思ってたんだけど、今回も雰囲気バチくそあって印象に残るっていうか、やっぱ上手いなって思ったわけよ。

 

正直言ってファンになった。

 

他の俳優さんだって上手かった。田中圭だって、南紗良だって上手いなー表情いいなーって言うシーンけっこうあった。というかほとんどが上手かった。他の女子高生役だって下手とは思わなかった。

 

だけど、なんだか俺は河合優実が気になる。

 

なんでだ?

 

ということで考えてみた。

 

先に断っておくけど、自分は演技については素人で、演技力についてはネットで調べつつ自分の感想書いただけで、マジでチラシの裏の感想だから、それは違う!とか言われても困るのでよろしく。

 

印象に残った理由の一つ目はリアリティがあったことだと思う。

他の俳優さんだってリアリティはあった。

けど河合優実はより自然なリアルさがあると感じた。

冗長でなく、姿勢や仕草もそれっぽく、ムラがなかった。

役への理解が深く、表現も細かいとこまであおい役っぽかった。ということに尽きると思う。

 

具体的に言うと、まほと並んでいる時にやや弱く丸まった背中がまさにあおいっぽいなって感じた。とかそういうことね。

そういう細かい所作がたくさんちりばめられてるのが非常にリアリティにつながっているんだと思う。

 

他の俳優だってそういう演技はしてるけど、所作の細かさとそれを全場面でやりきる力が一段上って感じ。

他の俳優は最大瞬間風速は河合優実より上だけど、河合優実に比べるとムラがあるように感じる理由はそこなのかな?と思ったりした。

 

2つ目は表情とか顔まわりについて

化粧とかヘアスタイルでかなり印象の変わる顔立ちでそういう変化が映えやすいんじゃないかな?って思っている。顔のパーツ一つひとつが主張が激しくないのが逆にいいのかも?

舞台挨拶のメイクとかもかなり役と印象違うことが多い気がするし。

 

表情についてはさっきのリアリティとか所作とつながるんだけど、表情の変化としてはオーバーじゃないのに顔の微妙な変化で気持ちを表現するのがめちゃくちゃ上手いなと思う。

 

多分これは纏ってる雰囲気補正もあるんだと思う。ていうか雰囲気づくりが上手いよね絶対。

所作が雰囲気をつくるし、雰囲気が所作をつくるし、それを支えてるのが役づくりへの理解の深さなのかな?

 

役への理解が深くて、気持ちがのるとそんなにオーバーな表情しなくても見る側には伝わるのかな?

 

他と比べても表情や動きが大きくないんだけど、明らかに伝わってくる感情の総量が大きい。

感情の変化はしっかり伝わるし、分かりやすいんだよね。

 

だから見てるこっちは魅了されてしまうし癖になってしまう。

 

最後は雰囲気の違いについて

色んな感想見てると、映画によって全然雰囲気違う!って意見が河合優実は多い。

これは南紗良との対比でよく理解できるんじゃないかと思う。南紗良は今回、「まほ」という役があったわけだけど、どこかに「南紗良」が混じってる感じがチラチラしていた。これはスター性なのかもしれないけど、隠しても元々が見えてしまうと演技に説得力が欠けるんだろうなと思う。

 

そこいくと河合優実は河合優実ぽさを感じない。

 

役への理解が深いからかもしれない

表現が細かいところまで役になりきれていふからかもしれない

 

これは一言で言って才能と乱暴に表現してもいいように思う。

 

河合優実ぽいとかぽくないとか言ってみたけど、

もしかしたらもっと色んな役をやる中で河合優実がでてくるかもしれないし、キャリアもまだ短いし。

 

あとは大きく感情が変化する役の演技はまだ見たことがないので、そういう役になった時にどうなるかめちゃくちゃ気になっている。

この細やかさが河合優実の持ち味なのかもしれないし。

 

とにかくこれからが楽しみすぎる。

昨日はこういう俳優さんと出会えた喜びで眠れなかった。

興味があったら彼女がでてる映画をみてほしい。

 

#女子高生に殺されたい

#河合優

#サマーフィルムにのって

 

Twitterは毒になる

マジでツイッターは鬱になる

 

少し前にデジタルデトックスって言葉があったと思うけど、ほんとそれの重要性を実感している。

 

情報を仕入れることが重要と思っていて、ツイッターとかやりまっくてたけど、ほんとインプットしすぎて鬱になってきた(笑)

 

あとツイッターはすごい人が多すぎて

 

自分なんてゴミだな~とかおもっちゃったりして全然元気になれない(笑)

 

共感してくれる人もいると思う。

こういう時に大事にしたいのはやることを絞るというか辞めることかなと思ってるんだよね。

余裕ないんだったら余裕つくるしかないってことね。

 

とりあえず優先順位低いのは辞める。家事もやめる。副業もやめる。

元気でるまではしたいことをする!

そんな感じでやってみようと思う。それだけ。

時間は命よりも重いよねって話

最近気づいた。

 

ていうか、知ってたけど強く実感するようになったことなんだけど、

 

一日ってめちゃくちゃ時間短い。

 

仕事して帰ってきてごはん作って、

「疲れたー」って風呂入って気になるyoutube見てるとマジで一日終わるし

休みも平日できない家事したらそっこう終わる。

 

マジで時間ない。

 

Twitterとかの副業やら投資界隈だと時短家電とか買っている人いるけど、あれはマジで大事だわ

 

時間ほんとないもん。

 

これまで人暮らししてた時は職場と家も30分以内だし、一人のペースで生活できてたから時間は意外とあったんだけど、

同棲始めてお互いの生活リズムが違うとか洗濯物の量が増えたとか

そういうので家事にかかる時間とか通勤時間とか増えたから自分の時間がめっちゃ減ったわけよ。

多分平日は1時間もないかもね。

 

帰りが大体19時で23時に寝る感じだけど、4時間のうち料理と洗濯と風呂で半分以上消えるし、副業とか頑張っても多分2時間とれたらすごいかなーって感じなんだよね。

本も読みたいし、考えることもあるしこれからコロナワクチンも打たないとなーとか考えてるとあっという間に時間溶ける(笑)

 

今まで家事には時間割くのが当たり前だったしそれでも自分の時間確保できていたけど、さすがにこれからは時短家電とか導入していかないとなーってガチで思った。

一日10分皿洗いと食器拭き、収納に費やすとして、週70分、月280分とかなるわけよね。

実際10分も洗って拭いてとかしてないかもだし外食の日もあるけど、ざっくりね。

4時間はかなりやばいよね。これ洗濯、乾燥にも言えると思う。

洗濯はそんな時間とられないけど、洗濯ものを干す作業はかなりしんどい。これは確実に食器を洗う時間よりかかってる自信あるからそうとう時間つかってると思う。

一番時間使ってるのは料理だけど、これは意外と楽しいからプライスレスって感じ。

スキルつくしおいしいし

 

でも洗濯や食器洗いってスキルそんなつかないっていうか無駄が多いルーチンワークよね。

この時間はガチで削除したい。

 

とりあえず自分の無駄な時間書き出してみると時間てそうとう無駄ってわかるからこれからもしていこ

 

そんだけ

んでは

「サマーフィルムにのって」は2021夏で1番エモい映画?

エモかった。

 

青春ゴン詰めって感じなのにさらっとまとめてて見終わったあともスッキリした~

って感じでした。。

 

夏の青春映画としては何回かリピートしたいしもし金曜ロードショーとかでやってたら

「お!めっちゃいいのやるやん!」ってテンション上がる。

そんな映画。

 

しかもこの映画ミニシアター系らしく、首都圏でも上映している映画館がめっちゃ少ない。

埼玉だと1館だしね。

都内だと合計7館程度みたいだしね。

地方だとやってないとこが多いくらい。

 

とりあえず公式サイトはこちら

映画『サマーフィルムにのって』公式サイト|2021年8月6日(金)より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開

 

エモい。とにかくエモい。

エモい要素入れすぎなのによく見終わった後はそんなこと気にならないし

広げた風呂敷ちゃんと畳んだねって思った(笑)

 

部活

仲間

恋愛

ライバル

文化祭

海合宿

タイムマシーン(タイムリープ)

 

とめちゃくちゃ青春要素詰まっているのに

物語としてはちゃんと形になっててすごいし

 

なにより一人ひとりのキャラクターがめっちゃ立ってたのがすごい。

ビート版も好きだし、ブルーハワイも好き。みんな可愛い(笑)

でもとりわけビート版がエモかった。

 

感情移入はしないけど、なんかキャラクターとして好感もてるし、

 

こういう青春映画って10代特有の見ていて過去の自分を重ねて恥ずかしくなったりするような恥ずかしい行動とか絶対描かれて共感性羞恥心ガンガン刺激されるのが普通だったりするんですが、

今回の映画にはそれがあんまりないので

楽に見ていられる(笑)

 

これがライトな視聴感につながっているんだと思いました。なので何回でも見られる。

 

嫌な人がいないからライトに見ていられる

見ていて感情を大きく揺さぶられたり嫌な気持ちになることがあんまりないのに、面白いって思えるのはけっこうすごいことだと思うんです。

 

今ってテレビとかyoutubeとか見ていても多少は炎上させるようなポジショントークがけっこう盛んで過激な発言で注目を集めるっていうことが非常に大事じゃないですか?

そうして認知してもらって初めて人気でる。みたいなところあると思うんですよね。なので今ってよくも悪くも主張が偏りすぎなメディアが多い中で、

こんだけ綺麗にピュアに10代を描くってけっこうすごいことだと思うんです。

 

嫌な役が振り返ってみると一人もいなかったのがガチですごいなと。

 

これはネタバレになるけど、

劇中の時代劇の構想で

ライバルだけどお互いに切りあわない展開にしたい!

みたいな感じで悩んだりするシーンがあるんだけど、

 

時代劇の構成だけじゃなくて、映画全体を通してそれを体現しているなーと思ったんだよね。

 

ハダシ(主人公)とかりんの関係もそう。最初はめっちゃライバルだし嫌な役と見せかけて、最後には少年ジャンプのライバルかってくらいいい関係になるし

 

ハダシとりんたろーの関係もそう。結局最後は切りあう展開になったけども、そこには現代のメディアでよく見るような対立構造を煽るようなものではなくて、お互いを傷つける意図で切っているのではなく、認めあうライバルとして、想い人として

いわばコミュニケーションのボールを投げるような感覚で切りあう。

 

だからそこに善悪とか対立とかは生まれていなくて、嫌な人が生まれていないって感じたんです。

結果すごく綺麗に描かれているなと思ったんです。

だけど普通だったらそれってなんか気持ち悪いですよね?登場人物全員が綺麗ってなんか気持ち悪い(笑)

なのにそれが全然気持ち悪くない。面白い。

これが現代のメディアで見られるってすごいなと(笑)

 

すこし前とかだとけっこうこういう綺麗な青春映画ってあったと思ったんですが、今ってぜんたい的に捻くれてるのが綺麗な映画でも多くて、僕もそれが普通だと思ってたんです。

だから現代でこんな綺麗な青春映画って逆にすごいなと(笑)

 

そして青春映画の王道を行くような仲間との絆やライバルとの和解?、失恋や思いを伝えることの大事さや人間的な成長や変化を見せる群像劇の一面をみせつつ物語が展開していくわけです。

どうです?

エモいでしょ?これ。

 

普通にDVDとかで見ても面白いと思うけど、面白い映画は映画館で見た方がいいよ。

これは個人的には映画館で観たい映画。

時かけ

サマータイムマシンブルース

とかそういう青春映画好きな人は特におすすめ!

【ネタバレ】竜とそばかすの姫を見て来たので考察やら感想綴ってみる

この記事にはネタバレを含んで話す予定なのでまだ見てない人は戻ってください

 

あとこれは完全に個人の感想なので特定の誰かを批判する意図とかないです。見た人になにか違う視点を提供したり共感してもらえたらというチラシの裏的なもんだと思ってもらえるといいなー

 

 

ではいきます!

 

 

 

僕の感想を端的にまとめると、

ぶっちゃけエンタメとしてはなんとも言えないけど空気感とかはすごい好き。あと色んなアニメ混ざりすぎ(笑)

って感じです(笑)

 

新海誠監督の天気の子とかの方がエンタメエンタメしているかなーと思いました。正直ストーリーが分かりづらくてちょっとどういうことなのか映画を見た後考えてしまいました。結局インタビュー記事とか見ていくうちに、これはサマーウォーズから変わった現代のネット社会の再提示とそれを通してネット(SNS)のポジティブな人と人とのつながりを再構築して表現するという試みだったんだなと解釈しました。

 

あと今回オマージュとかすごい多かったよね(笑)

美女と野獣は公開前からネット記事で言われていたことで現代のネットと美女と野獣のストーリーがマッチしていたというようなことを言っていたような気がします。

それはそれとして、ジャスティスという集団がなんかタイガーアンドバニーとかサイボーグ009みたいな感じで既視感ありすぎる感じでした(笑)

ネット上でのトラの威を借る正義マン的な立ち位置としてのキャラだったんだと思うんですが、とにかくどっかで見たことあるようなキャラやストーリーが多かったです!新海作品ぽいなって感じる部分もありましたし!なんていうかセカイ系ぽい雰囲気とかそういうのありますよね。

そういう意味ではエンタメしていたなと思います!

 

あとなんといっても空気感が好きです。ほんと好き。

この後でも語りますが、細田作品の10代の醸し出す雰囲気が好きです。学生の間のちょっとしたやり取りとか学校のワンシーンとかなんかいい感じですよね。僕はノスタルジーな感じとか好きなんでただただ性癖にささっているだけかもしれないけど、ほんと好きだなー。

 

Twitterとかでは多くの人は映像や歌が魅力的でそのために映画に行くべき!的なツイートが目立ちました。やっぱりストーリー的にはそこまで評価高くないのが正直なところですかね...

 

空気感はほんと好きなんですけどねー

 

 

子どもの成長や社会へのメッセージ性

一応金曜ロードショーとかで予習して(笑)、記事を検索して今回竜そば(竜とそばかすの姫の略)を見て、僕が感じたことなんですが、

時をかける少女から今回まで細田作品は基本的に主人公が子供のものがほとんどです。

いわゆるジュブナイルとかいう作品にあたるのかなと

 

なので、基本的に作品はどれも10代の成長物語の側面があります。もとも10代の成長物語を作品として書きたいと思ってたり、なにか特別な思い入れがあるのか分かんないですが、基本的にほぼほぼ10代が主人公だし偶然とするには出来すぎてる感じしますよねー

10代の成長を描くというのはやっぱり感情に訴えてくるものがあるしエンタメとして人気が高いから選んでいるのかな?と思ったりもするけど、それにしたって多すぎる。

 

この前日テレの番宣で笑ってコラえて!の吹奏楽の旅が好きとかいってたし、青春とか10代に思い入れとかコンプレックスとかあるのかな?なんて想像してます。

感傷的な絵作りとかすごく上手いように思うし、何気ない10代の日常の絵をつくるのがかなり最近のアニメ監督では凝ってるように思うんですよね。なんのセリフもないワンシーンの空気感が僕はかなり好きでなんていうか「ゆるいんだけど、すごく大事だった時間」みたいなものを絵にのせるのが上手い気がするんですよね。

雲の形とか夕暮れとか季節の移り変わりだったり、田舎のおばあちゃんの家の雰囲気だったり、学校の廊下や黒板の何気ないシーンがすごくいい味だしているなって思います。僕が一番好きなのはそういう部分なんですよね。とにかく空気感が好き。

 

話が逸れました(笑)

 

 

あとはインターネットなどをとおしての社会へのメッセージ性というのも大事なテーマだったようです。ネットを通したポジティブな人と人との絆というのがサマーウォーズでもテーマでしたが今回も同様のテーマだった感じかと。

そしてネット世界をテーマにとりあげるなら10代を主人公にして物語を進行するのがちょうど良かった。だから10代の主人公がこれまでの作品でも多いというのも理由のひとつなのかなと思ったりしています。

 

 

 

なんにしてもけっこう細田監督って真面目で感受性強くてよく言えば色んなものに影響されてしまう人なんじゃないかなと今回の作品を見て思いました。

 

以前から細田監督の作家性について未来のミライとかで観客置き去りだったとか批評されていましたが、伝えたいことありきでエンタメに徹することができないから少し置き去り気味になってしまうんじゃないかなと思ったりするんですよね。

そこらへん新海作品はもうクレバーにエンタメに徹しているようにも思うんですよね。言い方悪いですが、媚びてるともいえるかもしれないです。でも媚びないと我々一般大衆は見向きもしないじゃないですか?だったらクレバーに媚びるのも悪くない気がするんですよね。

いろんなアニメや作品から要素受け取りすぎて、とりこみすぎてすこし消化不良になっっちゃったみたいなとこあるんじゃないかと

 

まとめ的な

今回の竜とそばかすの姫もエンタメしていたはしていたのですが、要素つめこみすぎたしそれにうまく言いたいことのせきれなかった感ある気がします。

ネット上で出会う竜が実は現実世界で苦しんでいてその竜を救うために少女が成長していくって部分とか絆を描くはずだったと思うのですが、いかんせん駆け足だったし掘り下げるシーンが足りなかったのでなんか感情移入できなかったんですよね。

そもそもベルがなんで竜に興味を持ったのか?なぜそこまで行動するのか?の動機付けが弱くて感情移入できないので最後までなんで?って感じが抜けなかったです。

逆に現実世界のすずの周りの人間関係が少しずつ変化していくのはすごく好きでした。同級生の恋や幼馴染の関係、主人公を取り巻く大人との絆とかサマーウォーズでも描かれていた得意な形できていたのでは?て感じです。まあこれも性癖にささっているだけかもですが,,,

 

以上になります。

誰か読んでみてくれたらいいなー

 

 

【ネタばれ有】シンエヴァゲリオン劇場版 感想【リビルド】

見てきました!

備忘録替わりに興奮冷めやらぬうちに感想を残しておこうと思います!

 

ちなみに一応全シリーズ見て、旧劇場版も見てるけど知識的にはニワカなので完全にただのチラシの裏の感想だと思ってください!

 

ネタバレも多少あるのでよろしく!

 

では以下感想です(ネタばれ含む)

 

 

 

 

 

 

成長と再構築の物語

今回の映画を見て端的に表すとこれは成長と再構築の話なんじゃないかと思いました。

ここで言う成長と再構築は一緒の意味です。

 

同上人物はみな変化し成長していく

シンジもそうだけどアスカや綾波ミサトさん碇ゲンドウも含め登場人物のほとんどが今回の映画では変化していく(もしくはしていた)描写が多く見られました。

 

単純に時系列的にも破のニアサードインパクトから年月が経過しているというのも理由かもしれませんが、それにしては今回の映画では前回の映画では描かれていなかった心情面の描写やそれを感じさせるシーンがかなり散見された気がします。

 

再構築とは?

今回の新劇場版シリーズが始まるにあたり庵野監督は「我々は再びなにをつくろうとしているのか」という所信表明をし新劇場版のエヴァシリーズが制作されたのです

↓内容は以下ファンサイトで閲覧を

 

庵野秀明総監督『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』所信表明 : みんなのエヴァンゲリオン(ヱヴァ)ファン

 

この文章を見てみると

再構築

という言葉も見られます。

文章全体の構成としてこれまで築き上げてきたものを再び再構築するような意味あいが強く感じられると個人的には思います。

 

ここで再構築と言う言葉の意味を考えてみたいと思います

 

これまで築いてきた常識を壊し再構築するのが大人の条件

数年前に友人同士で「大人の条件ってなんだと思うか?」という話になったことがありました。

その時はちょうどゲームの話をしていたのですが、子供の時にやったゲームを大人になってからすると意味が変わる、新しい知見が得られる。

子どもの時は偏った画一的な見方しかできないけどそれを壊すようなゲームが価値観を大きく変えたよね...

というような話を僕の友人たちはしていました。

そこで結論としてでてきたのが、

子どもはは画一的な見方しかできなかったり偏りがあるけど、それを自ら壊して再構築していくのが大人になるということではないのか?

という意見でした。

 

この映画で言えば

シンジはテレビシリーズから一貫して自分に自信がなく自分の殻に閉じこもるタイプでしたがテレビシリーズでも新劇場版でも最終的には自分自身の中にある世界に対する見方を変え、自分自身で選び取るという選択をします。

これはテレビでも新劇場版でも共通かなと思いました。

 

つまり自分の常識(世界に対する見方)を壊し再構築した。

のではないかと思います。

 

ここでもう一度振り返ってみると

登場人物はみな過去の自分と比較して変化し、成長し、これまでの自分自身の考えを変化させていると思ったのです。

新劇場版のゲンドウの独白が端的にそれをよく表していると思うし、シンジもまたそれが顕著に表れていると思います。

ミサトさんもそうです。過去の自分の過ちを悔いそれを自覚し贖罪しようと自ら行動している。

ケンスケもトウジも大人になって明らかにシンジのやったことに対して自分なりに折り合いをつけ(自らの考え方を変容してくこと=再構築)そのうえでシンジと向き合っています

 

明らかにこれまでの新劇場版と比較して人の変化、成長(つまり再構築)にフォーカスしていると感じます。

 

最後の方でネオンジェエネシスの意味にも言及されますがまさに創造というのが再構築のことかなと個人的には感じられました。

 

選んでいる結末は一緒

旧劇場版テレビシリーズでも今回の新劇場版でも選んでいる結末は一緒だと思います。

ひとつになるという人類のある種究極の理想(人類補完計画)を拒否し、それぞれの人間として生きていくという決断をしている。

 

旧劇場版では別々の人間でありながら「気持ち悪い」という言葉を最後にアスカに言わせたお蔭で妙な悲壮感ただようなネガティブな終焉になりましたが、

 

今作では一転してちゃんとそれぞれが生きている世界線になってますし、マリとこれからの人生を歩んでいきそうな雰囲気で終焉を迎えます。

 

選んでいる結末は一緒ですが、その結果の未来というか世界線はかなりハッピーエンド寄りになったのではないかと思います。

 

正直救われた感あります(笑)

 

蛇足 マリの話

他の人のツイートで見たのですが、

マリは庵野監督の奥さんである庵野モヨコを表しているという意見を見ました。

庵野監督もまたモヨコさんと出会い世の中に対する見方を変えてきた(再構築してきた)。そしてそれを再びエヴァをとおして表現していると考えると、同じエヴァという作品なんだけど、テレエビシリーズ新劇場版でストーリーや登場人物が違くなったりするのも納得できるような気がしています。

 

まとめ

旧テレビシリーズはシンジの再構築に焦点をあてた話でしたが、今回の新劇場版は他の主要登場人物の再構築も表現していた

というのが僕の感想です。

最後にマリと駅を飛び出すシーンで再構築し選んだ結果がポジティブなものになったのが非常に救いだったし

ほんとにほんとによかったなと思いました。

 

以上になります。最初にエヴァを見たのは小学生の時で今や三十路(笑)

すごい長い歴史があったしなんだが長い付き合いの友人がどこか遠くへ行ってしまったような気もします。寂しいけどそれもまたしょうがない、これもまた再構築つまり成長のひとつなのかなと思ったりしています(笑)